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裏30話 イシュヴァール殲滅戦~戦争を知らない私が戦争を語れるはずもないのですが。 [鋼FA感想]

一話でイシュヴァールをやりなさいと言われたらあなたはどこを残してどう演出しますか?
のっけから喧嘩売ってます?(誰に?)
いや、そうじゃないですよ。そもそも一話でやれというのが無理なんですから。

描きたかったものは「イシュヴァール戦」そのものだったと思います。

きっかけとなる銃殺がエンヴィーの仕業だということはもう解っています。
あの内乱にはどんな大義名分も存在しません。そこにあるのはたた流血の為の一民族の殲滅です。
だから、大総統ブラッドレイの言葉がどんなに正論であってもそうは認めたくないと思ってしまうのかもしれません。

ただ人を殺し大量の流血を得るための戦いに、意味など見出せるわけがありません。
多分多くの戦争には何か理由があると思います。
国益のためとか、隣国の侵略を食い止めるためとか、理不尽な要求に屈しないためとかなんとか。
それが正しいのかどうかは別として、そういうものがあって人は戦争で人を殺すことを正当化しているんだと思います。

それは自分の心に対する防御策でもあるんじゃないかとも思いますが。

どんな理由があって、戦争という状況があったとしても、人が人を殺していくことに変わりはないのです。
それをキンブリーは「殺人を楽しむ」立場から指摘してきました。
誰も何も言い返せません。
軍人として戦争に参加している以上、覚悟してきたはずなんです。
でもやっぱりそこに甘さがあった訳です。
隣国の脅威とかなんとか、そういう理由があれば大量殺戮も正当化される・・心のどこかでそういう逃げ道を求めていた甘さが。

冒頭でマスタングにその甘さを語らせ、その後否定する潔い解りやすさです。

原作で銃という手段にある種逃げ道を用意していた中尉ですが、FAではそれすらすっぱり切り落とされさらに自分自身に跳ね返ってくる容赦ないシナリオです。

キンブリーの言葉は、中尉の「奪ってしまった命に対する責任を自分に課す」立場からあらためて語られます。同じ言葉なのにその言葉の発せられる元にある思いは全く違ったものです。

これが中尉からエドに伝えられたイシュヴァールの真実です。
そしてこれがFAが私たちに伝えたかったことの中心なんだと思います。

またしても枝葉すっぱり切り落とされてますから容赦ないですね。
戦争と殺人に特化してますから、ノックス先生の話や、増田英雄伝説も、リザの背中使用前使用後もすっぱりです。
後で回収できそうもないキャラの繋がりに関するエピも無くなりました。

イシュヴァール戦をさらっと流してそれらのエピソードを入れることもできたでしょうけれどそれでは全体的にこの話が薄まってしまいます。
本当なら2回に分けてやっても良かったのかもしれません。でもこんな戦いの話をそれこそ日曜5時に2回に分けてやられてもしんどいです。(私は)

残ったエピソードで回収可能なものはいずれどこかでやってくれることを信じています。

そしてもう一つ。
中尉が覚悟して進んでいくのに対して、もう一人の語り部であるマルコーはスカーに対して自分を殺してくれと懇願しています。
今まであの村で細々と彼なりの罪滅ぼしをしてきた訳ですがここにきてそれもかなわず、さらに大きな罪に手を貸さなければならなくなる状況で自殺も出来ず・・・。

同じ戦いを経て当たり前に弱い心をさらけ出すマルコー医師。
彼のそういう人間らしさが人柱候補となりうる条件なのかもしれません。

そして、そのマルコー医師もここでスカーと出会うことで変わっていきます。
スカーもマルコーと出会うことでさらに考えを変えていきます。
マルコーからスカーには何が伝えられたのか・・・。
一話では当然描き切れなかった分、C パートで次回に引きますか・・・。

関連表記事<30話 イシュヴァール殲滅戦


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